「自由に生きる!」魅力のある言葉です。私も過去に何回も考えたことがあります。ただ、自由に生きるためには、何かと越えなければならない壁が存在します。
その人の生きざまにもよりますが、「柵(しがらみ)」というものがあります。その中でも「婚姻関係」「親子関係」などの、いわゆる「身内」といわれる関係が大きくあります。
特に「婚姻関係」に関しては、「養う」とか「協力して生活していく」などの「責任」があり、これを反故にすることはモラル的にも何より自分も気持ちが萎えてしまいます。
「ではどうすれば自由に生きていけるのか?」
- 結婚前に気づくこと
- 結婚後であれば「お金」の問題を解決すること
この2点だけです。
目次
結婚前に気づくことができるのか?

そもそも、なんで人は結婚したがるのか?といことですが、これには「生物学」的な領域になると思いますので詳しいことは置いといて、要は「子孫繁栄」のためです。
そして、「結婚」とは「争いをしないで子孫繁栄に勤しめるより安全な方法」なので皆がそれを選択することはごく自然で当たり前のことです。
では、どうしたら「結婚しなければ自由になれる!」に気が付くことができるのでしょうか?これは至極簡単なことで「結婚してみる」ということです。
私は2度の結婚経験がありますが「結婚していなければ自由になれる!」 に気が付いたのは2度目の結婚後20年経ってからです。
「最初の結婚」→「離婚」
この時は「結婚相手との問題だ!」と思っていましたが、実はそれは自分の本質的な面を理解していなかっただけのことでした。これが2度目の結婚をしてしまった理由です。
このことを全面的に「間違った!」とは思っていませんが、現時点での「自由に生きたい!」という自分の気持ちを考えてみたら慎重になるべきだったと思っています。
結婚する前に「結婚」に対しての評価はしがたいものです。やはり、とても素敵に感じられます。実際に多くの人たちが結婚生活に概ね満足していると答えられます。(あくまでも、トータルでという意味)
結婚後であれば「お金」の問題を解決すること

当たり前の話ですが、結婚前と比べてかなり難易度は上がります。その中でも一番の問題となってくるのが「お金」です。
もちろん、「愛情」とかいう好き嫌い的な感情もありますが、20年以上経過するとその辺の感情は薄れてきて、どちらかといえば「生きていくためのパートナー」的な存在となってきます。
この感情の変化は、私が思うに「子孫繁栄」の活動を終えたからだと考えています。その役目を終えたため、それぞれを必要としなくなってしまったというわけです。
そういう意味では「お金」の問題が解決できていれば、場合によっては簡単に解決することができます。つまり、「自由に生きていきたい」と考えるのが「お互い」であれば、それはお互いにとって良いことなのです。
もう一つの選択肢がある?これを選択している人がほとんど

つまり、結婚生活は継続しているが「できる限りお互いを干渉せずに生きていく」という方法です。
このタイミングは「定年時」「子供が独立」など生活が「2人」になった時が多いようです。「熟年離婚」するタイミングもこの時です。
この時に例えば、「子供夫婦と同居」または「近くに住んでいる」とかあれば、また状況は変わってきます。再び「子孫繁栄」の手助け的なことに集中できるはずです。
あとがき

「自由に生きる!」ほんとに魅力的な言葉です。
私の場合、自由な生き方と聞いてピンとくるのはムーミンに出てくる『スナフキン』ですね。彼は数多くの名言を残しています。
私のお気に入りの言葉を一部ご紹介します。
自分の入りたくないところへ無理やり入れられたら君はどうする?自分のやりたいことを押さえつけられたら君はどうする?
みんなと同じことをするのはたやすいことだ。
どこにもなかったら、自分で作ったらどうだい?できるかどうかはやってみなければわからないんじゃないかな。
話は少しズレましたが、やはり現実的な問題として結婚している状態でしたら、そう簡単にはいかないということです。
ただ、今の世代の若い人達に関して言えば、「自由に好きなことをして生きる」マインドを持ち合わせている気がしています。
私の子供らも全くその傾向があり、「家にお金も入れず!」「携帯代も払わず!」「服も買ってもらい!」「シャワー1時間も浴び!」「爬虫類を飼い!」「高級車に乗り!」などなど…とてつもなく自由で羨ましい生活を送っています。
そして全く『結婚』に関しては興味がないみたいです…恐るべし