ブログを書く際にアクセスを集めたかったら「書きたいことは書かない」「読者が読みたいことを書け!」と言われます。その通りだなと納得はしています。
ブログで集客するのは大変だ!
有料教材も含め、「キーワード選定」→「月間検索ボリューム測定」→「ライバル調査」・・・などと「検索需要のあるキーワードを含めた記事タイトルを考えて執筆すること」と滾々と語られます。
実際にその通りに進めていくと、なるほど「効果の兆し」みたいなのが感じられ、日記ブログ的に書いていた時に比べ明らかにアクセス数が違うことがわかります。 ただ、そのような記事はなかなか継続できないのです。
なぜなら、そんな記事を書いても「つまらない」のです。これはブログを書く目的の違いだと思われます。つまり、「お金を稼ぐためにブログを書くのか?→稼ぐブログ」それとも、「単に書きたいから書くのか?→書きたいブログ」かの違いです。
発信活動と転送活動の違い
記事の書き方のノウハウ教材または動画などではほとんどが「稼ぐブログ」の紹介や講義をされています。この中で記事内容を考える際に「タイトルに入れるキーワードで実際に検索して、10サイトから20サイトは見ること」と指南されます。
つまり、ほかのサイトから内容を引っ張ってきて表現をかえて記事にするということです。これはペナルティ云々とかではなくて、この記事は「発信活動」ではなくて、ただの「転送」に過ぎないということです。
「何かいけないのか?」
「全く悪くはないです。」
そして、うまくやればアクセス数も伸びてアドセンス等での収益が発生して実際に稼ぐことができると思います。
ただし、オリジナリティーを出しにくいというデメリットがあります。同じ内容の記事が大量にできるわけですから当たり前です。
ではそうやってオリジナリティーを出していくのか?
このことに関しては持論となりますが、
「やはり、書きたいことを書いていくこと!」
でオリジナリティーが出せるのではないかと思います。「先に記事を書いた後に書いた」とかではなくて同じ内容の記事が沢山あれば、それはすでにオリジナリティーはないのです。
まとめると、
- SEO的な記事の書き方では本当の意味でのオリジナリティーを出すことはできない
- それは「発信」ではなく単に人の主張を「転送」しているだけ
- 本来のブログの目的は「主張」を「発信」することです(ツールです)
- 「主張」「発信」をするには自分が感じた事、自分の考えたことを記事にすること
とはいえ、無名のブログでSEOも気に記事を書いていたのでは、ほとんどアクセスは見込めません。というよりありません。これが現実です。やはり、「発信活動」をする上で「読んでもらうこと」は大事です。
ほんとに(自分だけの)日記になってしまいます。それだったら別に公開する必要はありません。こっそりと書いていけばよいことであって、「公開」してるということは、つまり、「読んでほしい」ということです。だったら、Google先生の為に尽くすべきではないでしょうか?という結論です。
あとがき
結局はGさんに屈してしまい、SEO対策をさらに勉強して検索上位を目指すようにしたいと思います。ただ、「オリジナリティを出していく!」ということは今後重要性がさらにあがってくることでしょう。
「好きなことを書く」ということでは最近では「note」を利用している人が多いようです。また、「はてなブログ」でも結構な割合で好きなことを書いている層はあるようです。もちろん、SEO寄りの人が多いとは思いますが。